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秋田大学

美の国秋田の探訪

1講義90分が基本です。
期間:2009/9/28(月)〜10/2(金)
9月28日(月)

10:45〜12:15
入学式、オリエンテーション

秋田大学の講義室にて入学式、オリエンテーションを開催致します。

13:30〜15:00
講義1 「秋田のことば」万華鏡
■ 教育文化学部教授:佐藤 稔
微妙な感情のゆらぎや細やかな感性の働きを表現するのに適していることばは、地域のことばです。素朴で優しさにあふれていると言われる秋田のことばとはどんなことばなのでしょう。豊かな自然と人情を反映した地域のことばの特色を、昔話での実際の発音、挨拶のことば、様子や状態を表すことば、珍しい語の来歴等に触れながら、楽しく学んでいただきます。日本語の過去・現在・未来についても新たな認識を獲得出来ればと思います。

15:15〜16:45
講義2 北前船と秋田の経済

■ 教育文化学部教授:渡辺 英夫
江戸時代は水運の時代です。日本沿岸を取り囲む様に定期航路が整備されました。その中で、瀬戸内海から日本海を経て蝦夷地に至る航路には他地域に見られない独特の海運が展開します。それは、当時の農業生産の求めに応じたものであり、長崎貿易から導き出された海運でもありました。講義では、このような全体構造の中に秋田藩のみならず北日本の経済を位置づけて、その特徴的な姿を浮かび上がらせたいと思います。

講義終了後、
ウェルカムパーティ
夕方に大学生協にて講師の先生方、受講生の皆様同士で交流を深める機会となるよう、ウェルカムパーティーを開催します。

9月29日(火) 9:00〜10:30
講義3 秋田県の地震と地下構造
■ 工学資源学部教授:西谷 忠師
秋田県は地震が少ないと思われています。しかし、小さな地震を含めると常に起こっていると言って良い位です。秋田県中部域で発生する地震の特徴を詳しく調べると、地震の発生域と地下電気構造は良い対応関係があることがわかってきました。この結果を得るために利用した、地下を探る方法である「物理探査」の手法を解説します。また、地震のメカニズムや地震予知研究に関するトピックスを取り上げます。

10:45〜12:15
講義4 秋田の火山

■ 工学資源学部准教授:大場 司
秋田県には駒ヶ岳、焼山など、いくつもの活火山があります。マグマのでき方や火山噴火の種類など、火山の営みについての基本を学びます。さらに、秋田県内の火山活動と、火山と人との関わりなどについても学びます。

13:30〜15:00
講義5 フィールド ワークショップ
-玉川温泉の強酸性温泉水と北投石の起源をさぐる-1

■ 工学資源学部教授:石山 大三
秋田県八幡平の玉川温泉は、東北の秘湯として有名な温泉のひとつです。玉川温泉大噴(おおぶけ)には周囲のSO4型温泉とは異なる強酸性Cl-SO4型の温泉水が大量に湧出し、その温泉水には自然硫黄とともに放射性元素Raを含む北投石((Ba、Pb、Sr、Ra)SO4)が沈殿しています。大噴とその周辺に分布する温泉の泉質の違いを地質学的、地球化学的観点から説明し、温泉水や北投石を構成する元素の起源とクリーンエネルギーである地熱熱水系の特徴を紹介します。

[玉川温泉への移動・宿泊について]
 講義6は仙北市にある玉川温泉で行います。講義5終了後、大型バスで玉川温泉へ移動し、そのままご宿泊いただきますので、玉川温泉を存分にご堪能ください。

9月30日(水)

9:00〜10:30
講義6 フィールド ワークショップ
-玉川温泉の強酸性温泉水と北投石の起源をさぐる-2

■ 工学資源学部教授:石山 大三
温度が98℃、pHが1.2の熱水が毎分約9,000リットルで噴出する玉川温泉大噴(おおぶけ)泉を訪れ、地熱エネルギーを体感していただくとともに、現地での温泉水と岩石の観察や簡単な試薬を使った温泉水の定性分析実験を行います。これらの結果と前日の講義内容をもとに、温泉地帯に多様な泉質の温泉が形成される理由と温泉水に含まれる元素の起源を実際に検討します。そして自然現象をつかさどるメカニズムのすばらしさを感じていただきます。

13:30〜15:00
講義7 近世城下町 

■ 元角館町長:高橋 雄七
17世紀初め元和年間(1620年頃)に町割された城下町角館は、秋田藩では久保田(現秋田市)とともに、全く新しい土地に当時の最先端を行く城下町プランに基づいて町割されました。久保田は佐竹義宣が、角館は義宣の弟芦名義勝による町割です。角館は小規模ながら典型的な城下町プランが現在も残り、武家屋敷一帯は国指定重要伝統的建造物群保存地区に指定をうけております。近世城下町角館の町割と歴史について述べます。

10月1日(木)

9:00〜10:30
講義8 白神山地の生き物たち
■ 秋田大学名誉教授:小笠原 ロ
1993年、白神山地はブナ原生林としては世界最大級であることから、日本で初めて世界遺産(自然遺産)に登録されました。それ以前に白神山地の動植物の基礎調査が行われていました。また、ユネスコから派遣された審査委員が、西目屋村から八森町二つ森までを視察した際、私達はその貴重性を説明しました。その後、南米で行われたユネスコ世界遺産委員会で登録が決定されたのです。白神山地の貴重性を調査事実をもとに解説します。

10:45〜12:15
講義9  美味の構造 -「秋田の食」の美味しさを科学する-

■ 教育文化学部教授:長沼 誠子
秋田は、米、魚・肉、野菜・山菜・キノコ等、季節の食材の宝庫といわれています。先人たちは地域の食材を活用し、知恵と技法により数々の郷土食を創りあげてきました。それらの多くは代々受け継がれ、今日の食卓に彩りや香味を与えています。「秋田の食」にはどのような特徴があるのでしょうか。本講義では、郷土食の評価や分析を通してその美味しさを科学するとともに、「秋田の食」「食の地域性」を実際に体感していただきます。

13:30〜15:00
講義10  日本の酒・秋田の酒

■ 小玉醸造株式会社代表取締役社長:小玉 真一郎
日本古来の清酒造りがどのような過程を経て現在の形に成立したのでしょうか。また、秋田は美酒王国と言われていますが、近代までかなり密造酒が造られていました。それが、清酒として洗練された商品になり、多くの愛飲者に認められるようになった要因は何だったのでしょうか。気候、習慣、文化の側面から、また農業との関連についても触れ、秋田の酒の過去から現在、そして未来の姿を紹介します。

[酒蔵の見学について]
 講義10終了後は小玉醸造での酒蔵見学をご用意しております
(酒蔵見学は無料です)。

10月2日(金) 9:00〜10:30
講義11 資源を生かすリサイクル
■ 工学資源学部教授:柴山 敦
近年、社会に蓄積された資源として使用済み携帯電話、パソコン、自動車などが注目されています。これらを称して都市鉱山(アーバンマイン)と呼んだりしますが、リサイクル資源として期待されているのは事実です。講義では、鉱物資源から金属を作り出す(選び出す)方法をはじめ、リサイクルに使用される分離選別・製錬プロセスの概要を紹介し、レアメタルのリサイクルなど現状や課題について解説します。

10:45〜12:15
講義12 秋田県の環境・リサイクル産業について

■ 秋田県産業経済労働部資源産業課主幹:川上 伸作
社会経済情勢の変化により秋田県鉱業が、鉱山技術やインフラを活用し、環境・リサイクル産業に転換した経緯と秋田県北部エコタウン計画が果たした役割等を説明します。あわせて、エコタウン計画を通して産業から出るすべての廃棄物を他の分野の原料として活用し、最終的には廃棄物をゼロにする、資源循環型社会の構築を図ることの意義、必要性を理解していただきます。

12:15〜14:30
卒業式、さよならパーティー

10月3日(土) 世界遺産白神山地 二ツ森の自然観察 オプションツアー
●実施日: 10月3日(土)
●参加料: 7,000円(秋田大学からの往復交通費、保険料)
●定員: 15人
●最少催行人数 : 10人
●持ち物: 昼食、水、軍手、雨具、タオル、洗面用具(入浴用)
●服 装: 登山に適した服装(歩きやすい靴、長袖、長ズボン)
●移動手段 : バス(登山口までの青秋林道は、大型バスの交通不可)
●申込 : オプションツアーのお申し込みは、地域アカデミー申込後に秋田大学から送付するご案内書にて承ります。

【日程】
08:00 秋田大学出発
10:30 登山口到着・出発
11:30 二ツ森頂上到着・昼食
13:00 二ツ森頂上出発
14:00 登山口到着
15:00 ハタハタ館到着・入浴(入浴料400円)
16:00 ハタハタ館出発
17:30 秋田大学到着・解散

 

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